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保健省の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する18日の発表によると、62省・市で市中感染者16万3165人が新たに確認された。海外からの入国者9人も陽性となった。
市中感染者のうち10万9601人は、隔離区域や封鎖区域の外で感染が確認された。
また18日、東北部地方バクザン省で前日までに感染が確認されていた3万4302人が新たに感染者数に追加された。これを合わせると、保健省が18日に発表した市中感染者数は計19万7467人となる。
このほか、西北部地方ラオカイ省は、17日に発表した人数を9574人から4787人に修正した。これにより、保健省は17日の感染者数の合計を修正した。
18日午後の発表時点でベトナム国内の累計感染者数は736万7112人となっている。
<市中感染者数>
<死者数>
新型コロナによる死者は前日比+57人増の累計4万1740人、第4波では4万1705人となった。
<ワクチン接種状況>
ベトナム国内の新型コロナウイルスワクチンの接種状況について、17日は全国で32万6300回分を接種した。同日までの全国の累計接種回数は2億0140万5935回分となり、このうち18歳以上が1億8434万9927回分、12~17歳が1705万6008回分となっている。
<入国者に対する規制>
ベトナムは3月15日より観光市場を開放している。保健省が同日夜に発表した最新ガイダンスによると、空路によるベトナム入国者は、出国前に受けた新型コロナウイルス検査の結果が陰性であれば、ベトナム入国時は健康申告を行うだけでよく、再検査と隔離の必要はない。
ただし、入国者は入国日から10日間、自主的に健康観察を行うほか、マスク着用や手指消毒、周囲の人々との濃厚接触を控えるなどして感染症対策を徹底しなければならない。
またベトナム政府は15日、観光の再開に合わせて日本を含む13か国に対する査証(ビザ)免除措置の再導入を決定した。これにより、対象国の国民はパスポートの種類や入国目的を問わず、ビザを申請せずにベトナムに入国し、入国日から最長15日間にわたり滞在が可能となる。