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統計総局(GSO)が発表した「2020年4月1日時点の人口・家族計画化変動調査」の結果によると、15歳以上で結婚したことがある人は人口の76.9%を占め、現在配偶者のいる人は67.7%(女性67.1%、男性68.3%)に上った。結婚したことがない人の割合は23.1%(女性18.9%、男性27.6%)で、2019年から+0.6ポイント上昇した。
都市部と農村部の比較では、15歳以上で結婚している人の割合は農村部が都市部を5ポイント上回った。逆に結婚していない人の割合は都市部が26.6%で、農村部より5.5ポイント高い。
地域別では、結婚したことがない人の割合が最も低いのは北部内陸・山岳地帯の17.7%で、最も高いのは東南部地方の30.5%だった。離婚した人の割合は、東南部地方と南部メコンデルタ地方が3%で、他の地方(1.6~1.9%)を上回った。
男女別で配偶者と死別した人の割合を見ると、夫を亡くした女性は11%で、妻を亡くした男性の2%の5倍以上の差があった。一般的に男性の寿命が女性より短いことや、妻を亡くした男性は再婚する場合が多いことが、この差の理由として考えられる。
離婚した人の割合は、女性が2.6%、男性が1.8%。別居中の人の割合は女性が0.4%、男性が0.3%であまり差がなかった。