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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策で長らく登園・登校が禁止となっていたホーチミン市の幼稚園・保育園・小学校(1~5年生)および中学1年生(日本の小学6年生に相当)合わせて約100万人が14日、9か月ぶりに登園・登校を再開した。
ただし、子供を登園・登校させるか否かは保護者の判断に委ねられる。ホーチミン市教育訓練局によると、意見聴取の結果、小学生の保護者の80%以上、園児の保護者の70%近くが対面授業の再開に同意したという。
登校せずに自宅学習を行う小学生は、オンライン授業を受け、教師の指導の下で学習タスクを完了しなければならない。
多くの小学校では、保護者の便宜を図るために対面授業再開の初週から全日制の授業を行い、残りの小学校も21日以降に全日制の授業を再開する計画だ。
幼稚園・保育園では、初週は朝食を手配せず、3~5歳の園児に対し新型コロナ対策の指導を行う。朝食は21日以降に保護者の需要に応じて手配する。
なお、順調に進めば、3歳未満の園児も3月初めから登園を再開させる計画。
これに先立ち、同市では1月4日から市内の中学校・高校の対面授業を再開していた。