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南部メコンデルタ地方ハウザン省ガーバイ市レホンフォン(Le Hong Phong)通りにあるカフェ「ライクコーヒー&ティー(Like coffee & tea)」には、店内のいたるところに、店主が収集した年代物のカメラが飾られており、愛好家の目を楽しませてくれる。
店はカメラを連想させるグレーとブラックを基調とした内装。広々として開放感があり、1階のバーカウンターや棚、壁には所狭しとアンティークカメラが展示されている。
10年間で700台以上のフィルムカメラを収集した店主のグエン・ホアン・ナムさん(男性・34歳)は、「子供の頃からカメラが好きで、カメラマンがカメラを構えている姿に心惹かれた。大人になって自由なお金が出来たので、カメラ収集を始めた。1年前のカフェ開店時は500台だったが、さらに200台増えた」と述べた。
ナムさんのコレクションには、ニコン(Nikon)やキヤノン(Canon)、ペンタックス(Pentax)、マミヤ(Mamiya)、ミノルタ(Minolta)、リコー(Ricoh)、ヤシカ(Yashica)などのフィルムカメラがある。ほとんどが数十年前のもので、中には80年以上前のものもあるが、まだまだ現役で使用可能だという。