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ベトナム政府は、昨年12月に相次いで発生した竜巻で甚大な被害を受けた米国に対し、10万USD(約1160万円)の支援金を贈った。
式典に出席したグエン・クオック・ズン外務次官は、竜巻で犠牲となった人々に哀悼の意を示すとともに、ベトナムと米国間の相互協力関係は、コロナ禍で一層強力なものになっていると強調した。
米国側の代表者として出席した在ベトナム米国大使館のマリー・ダム―ル臨時代理大使は、ベトナムの時宜を得た支援に謝辞を述べ、両国の協力関係が引き続き強化されることへの期待を示した。
米国では昨年12月10日から11日にかけて、5つの州で竜巻が発生し、少なくとも90人が死亡。このうち南部ケンタッキー州では77人の死者が出るなど深刻な被害となった。
なお、ベトナムのグエン・スアン・フック国家主席とファム・ミン・チン首相は12月12日、米国のジョー・バイデン大統領に見舞いの電報を送っていた。