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社会的隔離措置の緩和に伴い、ニューノーマル(新常態)へと移行したホーチミン市では、1区ベンタイン市場の営業が再開された。この知らせを受け、市民らは昼休みを利用してベンタイン市場に買い物に出かけ、市を代表する観光名所に少しずつ賑わいが戻っている。
ベンタイン市場では、野菜や肉・魚、生活必需品を取り扱う約70店舗が営業を再開した。同市場では、各店舗の従業員に対し、ワクチンの2回接種と3日に一度の新型コロナ検査を義務付けているほか、感染予防対策の仕切りと消毒剤を設置し、5K(◇マスク、◇消毒、◇間隔、◇大勢で集まらない、◇健康申告)を厳守させている。
一方、客には入場時に、健康申告アプリで付与されたQRコードの提示または紙面での健康申告が義務付けられる。また、検温や手のアルコール消毒なども徹底。出入口を別々にして混雑を避け、商品の購入時は、仕切り越しに、かごにお金を入れて支払うなどの感染対策を講じている。