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東南部地方ビンズオン省人民委員会は9日夜、ニューノーマルでの社会経済活動の回復に関する緊急公文書第4547号を発出した。この中で、新型コロナウイルスワクチンを1回以上接種し、接種から14日以上が経過した人に対し、検問所の通行を許可することを決定した。
企業の従業員の場合、自宅から職場までの通勤路にある検問所を通過するためには、さらに「在職証明書」を提示する必要がある。
ワクチン未接種者、または1回目の接種から14日未満の人は通行を禁止する。なお、高齢者や基礎疾患を持つ人、子供は、不要不急の外出を控えなければならない。
省内の市・区・郡・町の人民委員会は引き続き管轄地域内のレッドゾーンを極力隔離する。また、新型コロナウイルス検査を強化し、感染者を特定してコミュニティから隔離するほか、グリーンゾーンを拡大するなどして新型コロナ対策を徹底しなければならない。
ビンズオン省は4月末から広がった新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の国内第4波で9日午後までに14万6296人の市中感染者が確認され、ホーチミン市に続き全国で2番目に感染者数が多い地方となっている。
なお、これまでに省内の成人(18歳以上)に150万回分以上の新型コロナウイルスワクチンを接種した。