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米国疾病予防管理センター(CDC)はこのほど、ベトナムで新型コロナ第4波が拡大していることを受けて、ベトナムへの渡航に関する注意レベルを「レベル1」から「レベル2」に引き上げた。
CDCは各国・地域への渡航際の新型コロナウイルス感染リスクを、「レベル1(低い)」、「レベル2(中程度)」、「レベル3(高い)」、「レベル4(非常に高い)」の4段階で評価している。
現在、ベトナムや韓国を含む24か国・地域が「レベル2」に分類されている。CDCは、ワクチンを接種していない渡航者に対して、これらの国への不要不急の渡航を避けるべきと警告している。
米国国民が必要不可欠な目的でベトナムに渡航しなければならない場合は、到着前に十分な予防接種を受けるほか、マスクの着用や、他者と接する際に2mの距離をとるなど、現地の規定に従うことが求められている。
なお、今回の注意レベルの変更は、CDCがベトナムを「レベル1」に分類してからわずか2か月後に行われた。