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チャン・バン・トゥアン保健次官は5日に開かれた政府定例会合で、引き続き外国人専門家のベトナム入国を認める方針を明らかにした。
国内では現在、市中感染が拡大しており、この状況を招いた原因の一つとして、入国者が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策を厳守しなかったことが指摘されている。
こうした中、国内最大規模の電子新聞であるVNエクスプレス(VnExpress)がトゥアン次官に、外国人の専門家や高技能労働者のベトナム入国を見直す意思があるかを質問。
トゥアン次官はこれに対し、「外国人専門家のベトナム入国を禁止する方針はないが、適切かつ効率的な人物の招へいが望まれる」と回答した。
今回の国内第4波の発生を受け、ファム・ミン・チン首相の指示のもと、◇保健省、◇外務省、◇国防省、◇公安省、◇交通運輸省の代表者から成る組織横断の作業部会が再結成された。作業部会は外国人専門家らの招へいをケースバイケースで検討していくという。
ワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)については、次々と生まれる新型コロナウイルスの変異株に対して、ワクチンの有効性が十分に証明されていないとして、難色を示しており、導入は先送りとなる見通しだ。