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ホーチミン市ビンチャイン郡ファムバンハイ村人民委員会は27日、地域住民がワニを発見して捕獲したとの情報を明らかにした。地元メディアによると、ワニは3匹目撃されており、当局が事実確認を急いでいる。
同郡ではこの数日だけで、既に数匹のワニが地域住民によって捕獲されており、中には体重80kgのワニもいたとされる。
同日朝、ズオン・バン・タインさん(男性・41歳)は灌漑用水路で大きなワニを発見して、5分間の死闘の末にこれを捕獲。タインさんは11日午後にも、家畜の鳴き声を聞いて駆け付けたときに家畜を狙うワニの姿を目撃していたという。これまでに飼っていた鶏やアヒルが数羽行方不明になっており、ワニの仕業かもしれないと疑っていた。
タインさんが地域住民らと協力してワニを引き上げると、全貌が明らかになり、その大きさに驚いた。タインさんは、「あんな大きなワニを見たのは生まれて初めてだ。体重を測ってみると76kgもあった。ワニ肉にして皆に振舞おうと思う。皮は剥いで記念にとっておく」と語った。
村の周辺は森林に囲まれており、大人の胸の高さまで草が伸びているほか、雨季には川が氾濫して辺り一帯が水没する。また、用水路はサン運河と繋がっており、この用水路を辿ってワニがエサを求めて度々やってくるため、付近ではワニの目撃談が後を絶たない。