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南部解放記念日(4月30日)とメーデー(5月1日)に伴う4連休が間近に迫る中、交通運輸省傘下のベトナム航空局(CAAV)は、空港の保安検査の混雑を回避するため、乗客に健康申告をはじめとする手続きを事前に完了しておくよう呼び掛けている。
ホーチミン市タンソンニャット国際空港では、4月14日から19日までの期間に保安検査場の通過人数が処理能力を大きく上回り、激しい混雑が発生した。
同空港国内線ターミナルのロビーAとロビーBの保安検査場は、1時間当たりの旅客処理能力がそれぞれ1728人、1584人となっているが、ピーク時には通過人数が処理能力の約1.5倍に達したという。これを受けて、同空港は23日より保安検査機を5台追加して対応している。
一方、ハノイ市ノイバイ国際空港でも4連休の空港利用者数が連休前と比べて+25%増加すると予想されている。
ノイバイ国際空港の責任者によると、同空港は1日当たり約400便に対応し、約6万人の乗客を受け入れている。連休中は、1日の発着便数が485~500便、乗客数が7万5000人に増加する見通しだ。