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韓国の教育企業、ピサン教育(Visang)は19日、ホーチミン市経済大学とバンヒエン大学の韓国語学科にスマート韓国教育ソリューションを提供し、韓国語授業を開設すると発表した。
これによりピサン教育は2校に、同社のスマート韓国語教育ソリューション「クラス(klass)」のシステムと教授法、電子黒板、タブレット端末など、スマート授業に必要なシステム一式を提供する。「クラス」を使えば、オンライン授業へもすぐに移行できるのが特徴だ。
この事業は韓国国際協力団(KOICA)によるIBS(Inclusive Business Solution)事業として行われる。IBS事業は開発途上国において、経済的な問題から教育を受ける機会が限られる人々へ雇用とビジネスの機会を提供し、かつ韓国企業のニーズも満たすことを主旨としている。
ピサン教育は2019年、同事業のパートナー企業として選出され「ベトナムデジタル韓国教育強化事業」を担当している。事業費は5年間で計39億9300万ウォン(約3億9000万円)となり、同社とKOICAが事業費の50%ずつを負担している。
同事業によりピサン教育はこれまでにも、ハノイ市のグエンチャイ大学、都市建設短期大学、南中部沿岸地方ダナン市の越韓情報通信技術大学、ホーチミン市工科大学といった4校にもスマート韓国語教室を開設してきた。今後は追加でベトナムの17大学に対してスマート韓国語教室の開設を支援する計画だ。