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1月28日以降に広がった新型コロナウイルス感染症(COVID-19)第3波の震源地となった北部紅河デルタ地方ハイズオン省は、4月1日午前0時から社会的隔離措置を終了し、「新しい日常」へと移行する。
市中感染の拡大を受けて、ハイズオン省では2月16日午前0時から首相指示第16号/CT-TTgに沿った最も厳しい社会的隔離措置を適用した。3月3日午前0時からは、地域によって首相指示第16号/CT-TTgより規制が緩い首相指示第15号/CT-TTgまたは首相指示第19号/CT-TTGに沿った社会的隔離措置を適用。3月18日から31日までは首相指示第19号/CT-TTGに沿った社会的隔離措置を適用している。
教育関連では、4月1日より全ての地域の幼稚園から高校までの教育施設で登園・登校を再開する。ただし、課外活動やライフスキル教育、大会、交流会などは引き続き停止とする。2021~2022年度の高校入試は1週間遅れで実施する。
また、バー、ディスコ、カラオケ、マッサージ、ジム、映画館、ゲームセンターなどの不要不急のサービスは4月15日まで引き続き営業停止とする。レストラン、食堂、カフェは営業再開が可能だが、感染防止策を徹底しなければならない。
なお、集団感染が発生したハイズオン市、チーリン市、キムタイン郡では、その他の対策も継続して実施する。
29日午前の時点で国内の累計感染者数は2591人となっている。1月28日以降に確認された市中感染は13省・市の計910人で、このうち726人が北部紅河デルタ地方ハイズオン省で確認されている。