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保健省はこのほど、発展途上国への予防接種普及を推進する国際組織「GAVIアライアンス」が展開するワクチン接種事業「コバックス・ファシリティ(COVAX Facility)」から支給を受ける新型コロナウイルスワクチンの受領・保存・配分・使用に関する計画(2021~2022年度)を策定した。
計画によると、以下の11の対象者を優先する形でワクチン無料接種を行う。
◇医療従事者
◇新型コロナ予防に従事する者(各レベルの運営委員会、隔離施設職員、記者等)
◇外交、税関、入国管理機関の職員
◇軍人
◇公安
◇教師
◇65歳以上の高齢者
◇航空、輸送、観光、電気、水道など必須サービス分野の関係者
◇慢性疾患を持つ者
◇出張、就学、労働の目的で海外に渡航する者
◇指定された感染流行地域の者
同事業ではコバックス・ファシリティが、英国の製薬大手アストラゼネカ(AstraZeneca)などが開発する新型コロナウイルスワクチン3000万回分をベトナムに支給する。1人あたり2回の接種を受ける必要があるため、このワクチン量でベトナム人口の15~16%をカバーすることが可能。