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グエン・タイン・ロン保健相は19日に開かれた各省・市の地方自治体とのビデオ会議で、2021年内に新型コロナウイルスワクチン6000万回分が調達可能であると発表した。
このうち、3000万回分は英国の製薬大手アストラゼネカ(AstraZeneca)などが開発する新型コロナウイルスワクチン。残る3000万回分は発展途上国への予防接種普及を推進する国際組織「GAVIアライアンス」から調達する。
ワクチンは感染流行地域および感染の可能性が高い人から優先的に接種する。
保健省は、米国ファイザー(Pfizer)製ワクチン、米国モデルナ(Moderna)製ワクチンなどの調達に向けて各国と交渉中。同省はさらに、企業各社に対し外国産ワクチンの調達先を模索し、同省と協力して輸入することを提案した。