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保健省医薬品管理局は17日、英国の製薬大手アストラゼネカ(AstraZeneca)などが開発する新型コロナウイルスワクチンについて、20万4000回分(10万2000人分)の輸入をアストラゼネカ・ベトナム(AstraZeneca Vietnam)に許可した。
これは、ベトナムがアストラゼネカに発注した3000万回分のうち最初に受領するワクチンとなり、今月28日にベトナムへ到着する見通し。
これに先立つ1日、保健省はアストラゼネカ製ワクチンの輸入・流通を承認した。1人につき2回の接種を受ける必要があるため、1500万人分となる。
保健省はまた、米国ファイザー(Pfizer)製ワクチン、米国モデルナ(Moderna)製ワクチン、ロシア製ワクチン、中国製ワクチンの調達に向けて各国と引き続き交渉中だ。
外国産ワクチンのほか、◇ナノゲン社(Nanogen)、◇保健省傘下のワクチン医学生物学研究所(IVAC)、◇第1ワクチン生薬製造会社(同VABIOTECH)、◇ワクチン生物製剤研究製造センター(同POLYVAC)の国内4つの組織で国産ワクチンの開発が進んでいる。