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保健省の4日午前6時の発表によると、北部紅河デルタ地方ハイズオン省で市中感染による新型コロナウイルス陽性患者37人が新たに見つかった。
これにより、ベトナム国内の新型コロナウイルス感染者数は累計1948人となった。1月28日以降に発表された市中感染は10省・市の計366人。
新規感染者37人は、いずれもハイズオン省チーリン市にある工業団地の工場労働者。すでに隔離措置を受けていたためさらなる市中感染の恐れはない。同市で発生した集団感染を受けて1月28日に行われた1回目の検査では陰性だった。その後、3日に行われた2回目の検査で陽性となった。
なお、国内1883人目の感染者となったハノイ市第3公証役場(ハノイ市カウザイ区ジックボンハウ街区ズイタン=Duy Tan通り6番地)の男性職員が、1月29日にハノイ市とホーチミン市を往復し、後に新型コロナ陽性と判明した件で、ホーチミン市では接触者31人と、航空機に同乗した乗客29人が特定された。接触者31人のうち5人は陰性の結果が出ており、残る接触者26人と乗客29人は検査の結果を待っている。
また、ホーチミン市で初めて英国型の変異株が確認された1660人目の感染者(男性・28歳、ハイズオン省出身)については、接触者19人全員が陰性だった。このほか、1660人目の感染者がハノイ市からホーチミン市に移動した際の航空機に同乗した143人のうち141人は陰性、残る2人は結果待ちとなっている。