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南中部沿岸地方ダナン市ダナン国際空港は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策が評価され、国際空港評議会(ACI)から感染症・衛生対策に関する認証「エアポート・ヘルス・アクレディテーション(Airport Health Accreditation=AHA)」を取得した。
これに先立ち、ハノイ市ノイバイ国際空港もAHA認証を取得しており、ダナン国際空港が国内2か所目となる。
ダナン国際空港の認証は12月3日から12か月間有効。評価項目は、◇清掃と消毒の手順、◇ソーシャルディスタンス対策、◇職員の健康保護プログラム、◇搭乗客とのコミュニケーション対策、◇搭乗客向けの装備など。
ダナン市は7月に発生した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第2波の震源地となり、空港でも消毒や検温サーモカメラの設置、チェックインカウンターや保安検査場への仕切りの設置など、様々な対策を講じてきた。
なお、ベトナムではホーチミン市タンソンニャット国際空港もAHA認証を申請しており、審査中となっている。また、南中部沿岸地方カインホア省カムラン国際空港も申請に向けて書類を準備中だ。
現在までに、世界の約120空港がAHA認証を取得している。アジア太平洋地域では、シンガポール・チャンギ国際空港、香港国際空港、カンボジアのシェムリアップ国際空港などが認証を取得している。