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政府の発表によると、ホーチミン市で1日、市中感染による新型コロナウイルス陽性患者2人が新たに見つかった。いずれも国内1347人目の感染者(英語教師の男性:32歳)の接触者とされている。
このうち1人は、生後1歳2か月のベトナム人の男児(ホーチミン市6区在住)。1347人目の感染者の接触者として特定されて、30日昼頃に集中隔離施設に隔離され、同日午後18時に出た検査結果で陽性判定となった。特に症状はなく、現在はホーチミン市小児病院で治療を受けている。保健当局は既に男児と接触した17人を特定して隔離済み。
もう1人は、同じく6区在住の28歳の女性で、1347人目の感染者が勤める英会話スクール「キーイングリッシュ(KEY English)」の10区にある分校に通う生徒。この女性の濃厚接触者として9人が特定されて隔離措置を受けている。
ベトナム国内では約3か月の間、新型コロナの市中感染が確認されていなかったが、11月30日にホーチミン市内で新たな市中感染者(国内1347人目)が見つかったことで、市民の間で再び緊張感が高まっている。