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チン・ディン・ズン副首相はこのほど、ホーチミン市東部に位置する2区、9区、トゥードゥック区を合併して市直属都市として設立する「トゥードゥック市」が第1級都市の基準を満たしているとした建設省の評価を認め、ホーチミン市人民委員会に対し、トゥードゥック市設立案を権限機関に提出して手続きを進めるよう求めた。
副首相はまた、同市設立後にホーチミン市マスタープランの内容と合致する「トゥードゥック市マスタープラン」を早期に策定し、トゥードゥック市をホーチミン市直属第1級都市とする案を権限機関に提出するよう指示した。
設立後のトゥードゥック市は面積211km2余り、人口150万人余りの都市となる。ホーチミン市の域内総生産(GRDP)の3分の1、全国の国内総生産(GDP)の7%相当に貢献するとみられている。
第1級都市はベトナムの都市分類で国の中心的役割を担っている都市とされ、現在ハノイ市とホーチミン市の2つの特別都市のほか、北部紅河デルタ地方ハイフォン市、南中部沿岸地方ダナン市、南部メコンデルタ地方カントー市の3つの中央直轄市が第1級都市となっている。このほか、各地方の省直属第1級都市が19市ある。