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南中部沿岸地方クアンナム省フオックソン郡フオックロック村(xa Phuoc Loc, huyen Phuoc Son)の2か所で10月28日午後に地滑りが発生し、計13人が行方不明となった事故で、11月2日までに9人の遺体が収容された。
9人のうち、8人は村民、1人はホーチミン共産青年同盟(青年団)フオックロック村支部のホー・バン・ド副書記(男性)。ドさんは台風9号(アジア名:モラヴェ、日本では台風18号)対策に向けた公務執行中に殉職した。
ドさんに同伴していたフオックロック村の別の幹部1人も土砂崩れに巻き込まれて行方不明となっているが、今もなお遺体は見つかっていない。残る村民3人の遺体も同じく発見に至っていない。
2日時点で、フオックロック村の一部は土砂崩れなどにより孤立した状態が続いている。空軍は同日に孤立した地域に1.2tの食糧を支給した。