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保健省の5日午後6時と6日午前6時の発表によると、ベトナム国内で新たに計45人が新型コロナウイルスに感染していることがわかった。海外からの入国者1人を除き、いずれも南中部沿岸地方ダナン市から広がった市中感染に関連する。
6日午前6時の時点でベトナム国内の新型コロナウイルス感染者数は717人となっている。また、同日午前に新たに1人が新型コロナで死亡したことが発表された。ベトナムでは7月31日に新型コロナによる国内初の死者が出ており、同日に2人、1日に1人、2日に3人、4日に2人、6日に1人の計9人が死亡している。
5日夜に感染が発表されたのは41人。このうち34人がダナン市、4人が東北部地方ランソン省、2人が同バクザン省で感染が確認された。ダナン市の市中感染に関連してランソン省とバクザン省で感染が確認されたのはこれが初めて。同2省の6人は、グループ旅行でダナン市を訪れていた。
残る1人は7月11日にロシアの航空会社イル・アエロ(IrAero)のIO4405便でロシアから入国し、東南部地方バリア・ブンタウ省で隔離されていた。2回の検査では陰性だったが、3回目で陽性と判明した。これに先立ち、同便の乗客のうち17人が陽性と判明している。
6日朝に感染が発表されたのは南中部沿岸地方クアンナム省の3人とハノイ市の1人。
7月25日に3か月ぶりの市中感染が確認されてから、これに関連する感染者数は11省・市で268人となった。省・市別の内訳は、◇ダナン市:193人、◇クアンナム省:48人、◇ホーチミン市:8人、◇ランソン省:4人、◇南中部高原地方ダクラク省:3人、◇ハノイ市:3人、◇南中部沿岸地方クアンガイ省:3人、◇東南部地方ドンナイ省:2人、◇バクザン省:2人、◇北部紅河デルタ地方タイビン省:1人、◇北部紅河デルタ地方ハナム省:1人となっている。