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在ベトナム・ニュージーランド大使館は20日、ハノイ市ドンアイン郡キムチュン村(xa Kim Chung)で「0VNDスーパー」をオープンした。スーパーは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により失業や収入減など大きな影響を受けている、同郡のタンロン工業団地の工員1500人の支援を目的としている。
スーパーは同大使館とベトナム労働総連盟および国際労働機関(ILO)が出資し、ハノイ市輸出加工工業団地の労働組合が運営する。利用者は米、卵、野菜、麺、マスク、手指消毒薬などから1人当たり合計20万VND(約920円)の商品を無料で入手することができる。
ウェンディ・マシュー大使はオープン式典で「ゼロ円スーパーはニュージーランドとベトナムの団結を表している。新型コロナウイルス感染症によりタンロン工業団地の工員やその家族が被っている経済的影響を軽減することを目的としている」と述べた。
ベトナムとニュージーランドは2020年に国交樹立45周年を迎え、近年ではベトナムの持続可能な成長を目指して両国間の協力関係はより強固なものとなっている。