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韓国でベトナム人留学生が大きく増加していることが明らかになった。
韓国教育省が発表した統計によると、2019年4月時点で韓国の大学で学ぶ留学生は計16万0165人に達した。うち、アジア地域の出身者は14万5747人で91%を占めている。これに欧州(3.9%の6312人)、北米(2.5%の4053人)、アフリカ(1.7%の2670人)、南米(0.6%の972人)、オセアニア(0.2%の411人)が続いた。
アジアのなかでもベトナム人留学生の増加が際立っている。2年前には全体の11.8%に相当する1万4614人だったが、今年は23.4%に相当する3万7426人へと増加した。
またウズベキスタン人留学生も同期間、2716人(2.2%)から7482人(4.7%)へと約2倍増えた。一方、中国人留学生数は今年7万1067人で44.4%を占めたが、55.1%だった2年前から割合は低下。ベトナムを中心とした他国の学生が増えたこことが影響したとみられている。
こうした状況について教育省の関係者は「新南方政策の中心国であるベトナムと、新北方政策の中心国であるウズベキスタンは韓国企業が多く進出しており、韓国で学ぶ学生の増加が目立っている」と話している。