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国際連合(国連)専門機関の国際電気通信連合(ITU)が発表した2018年の「グローバル・サイバーセキュリティ・インデックス(GCI)」のランキングで、ベトナムは世界175か国・地域中50位となり、前年の世界193か国・地域中100位から大きくランクアップした。
ベトナムは、アジア太平洋地域38か国・地域中11位だった。また、東南アジアでは11か国中5位で、シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシアに次いだ。東南アジアにおける2017年の順位は11か国中9位だった。
GCIは、◇法、◇技術、◇組織、◇能力構築、◇連携の5つの項目に着目し、各国・地域の防衛能力を評価・ランク付けしたもの。
グエン・スアン・フック首相はこれに先立つ6月、サイバーセキュリティの強化に関する首相指示第14号/2019/CT-TTgを公布した。この中で、公的機関・組織および国営企業に対して、GCIランキングにおける順位の改善に向けてサイバーセキュリティを強化するよう促した。