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ベトナム枯葉剤被害者協会(ダイオキシン被害者協会)は15日、ハノイ市でウェブサイト「ベトナムダイオキシン新聞」の開設に関する記念式典を開催した。
式典には、同協会会長のグエン・バン・リン上将、副会長のダン・ナム・ディエン中将、ベトナム退役軍人協会副会長のレ・ハイ・ビン少将らが出席した。
ベトナム戦争時に米軍がベトナムの各地で大量の枯葉剤を散布し、ベトナム国内では300万人以上が被害を受けて、先天性欠損を抱える子ども大勢生まれた。被害者らは賠償を求めて訴訟を起こしたが、2009年に米国の裁判所に訴えを退けられている。
今回新たに開設した「ベトナムダイオキシン新聞」は、ベトナム人の枯葉剤被害者の尊厳を守るだけでなく、正義を主張する上での有効な宣伝手段になるものと期待される。