(C) zing 写真の拡大. |
公安省麻薬捜査警察局はこのほど、ホーチミン市で過去最大規模となる麻薬密売ルートを摘発した。
張り込みを経てこの麻薬密売ルートの動きを把握した警察は、20日に摘発に踏み切り、ホーチミン市、ダクノン省(南中部高原地方)、ビンズオン省(東南部地方)、タイニン省(同)の複数か所の立ち入り検査を一斉に実施した。
ホーチミン市では、警察官100人以上を動員して、ビンタン区ビンフンホア街区にあるビラ式住宅を包囲。麻薬300kgや密輸に使われたと見られるピックアップトラックなどの証拠品を押収した。
今回の摘発では、麻薬密売に関与したとされる中国人、ラオス人、ベトナム人を含む容疑者11人を逮捕した。警察によると、この麻薬密売ルートは隣国ラオスで麻薬を調達し、南中部高原地方コントゥム省の国境検問所を通ってベトナム国内に密輸していたという。