(C) kinhtedothi 写真の拡大. |
8月23日に今年4回目のトラブルが発生したベトナムと香港を結ぶ光海底ケーブル「アジア・アメリカ・ゲートウェイ(AAG)」は、9月9日までに復旧工事が完了し、AAGを通じたベトナムから海外へのインターネットアクセスが完全に復旧する見通しだ。
トラブルが発生している地点は東南部地方バリア・ブンタウ省から258kmの沖合いに位置することが確認されているが、復旧工事は7日に開始される。
現在、AAGを通じたベトナムから海外へのインターネットアクセスに影響が出ているが、通信事業者は一部の接続を迂回ルートに切り替えて対応しているため、トラブルによるインターネットアクセスに対する影響は限定的だ。
AAGは今年に入ってから1月と5月、6月、8月の4回にわたりトラブルが発生している。AAGは総延長2万0191kmに及び、ベトナムから海外へのインターネットアクセスで最大の通信量を担うルートだが、2009年に運用が開始されて以来、トラブルが相次いで発生している。