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イランで開催された「第29回国際生物学オリンピック(IBO 2018)」で、ベトナム代表として出場した高校生4人のうち3人が金メダル、1人が銀メダルを獲得し、全員メダル獲得の快挙を成し遂げた。
金メダルを獲得したのは、グエン・フオン・タオさん(ハノイ国家大学自然科学大学付属高校3年)、チャン・ティ・ミン・アインさん(紅河デルタ地方ハイフォン市チャンフー高校3年)、ホアン・ミン・チュンさん(北中部地方タインホア省ラムソン高校2年)の3人。銀メダルはホアン・バン・ドンさん(紅河デルタ地方ハイズオン省グエンチャイ高校3年)。
タオさんは全出場者の中で総得点が最も高く、過去の国際生物学オリンピックにおけるベトナム代表の成績としても過去最高となった。他のベトナム代表の総得点は、アインさんが9位、チュンさんが19位、ドンさんが64位だった。
今回の国際生物学オリンピックには、世界71か国・地域の高校生269人が出場し、実験と理論の問題で競った。日本代表は、出場した4人のうち2人が銀メダル、2人が銅メダルだった。
ベトナムは1996年に初めてIBOに出場し、2016年のIBOで2000年以来16年ぶりに金メダルを獲得。2017年は4人中1人が金メダル、2人が銀メダルだった。