(C) vnexpress, Son Duong, チャー新書記 写真の拡大. |
西北部地方イエンバイ省共産党委員会庁舎で8月に同省党委書記が射殺されたことを受け、同省党委執行委員会は14日、同省人民委員会のファム・ティ・タイン・チャー主席を満場一致で新党委書記に選出した。女性が同省の党委書記に就任するのは今回が初めて。
チャー新書記は就任後、報道陣のインタビューで「皆さんからの信頼を得て党委書記に選出されたことを光栄に思う一方、責任の重さも感じる。治安向上及び経済発展に向けて力を尽くし、イエンバイ省を指導していく」と述べた。
チャー女史は北中部地方ゲアン省ナムダン郡ナムイエン村出身の52歳。教育管理専攻の修士号を有し、イエンバイ省チャンイエン郡人民委員会副主席、同省青年団書記、同省党委宣伝教育部長、同省人民委員会副主席、同省イエンバイ市党委書記、同省党委副書記、同省人民委員会主席などを歴任した。
同省では8月、同省党委書記及び人民評議会議長の2人が同省森林警備支局長により射殺された。容疑者は2人を撃った後、自身の頭を撃って自殺した。同省公安局は容疑者死亡のまま刑事事件として立件している。