(C)Saigon times,Van Ly、ドンバンカルスト台地 写真の拡大. |
東北部地方ハザン省の「ドンバンカルスト台地」が、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の支援で設立された世界ジオパークネットワーク(CGN)によって「世界ジオパーク」に認定(2010年)されてから、別の地方6省でも世界ジオパークの認定を目指す動きが出ている。
ハザン省ドンバン町でこのほど開かれた、国立地質公園(ジオパーク)網の構築をテーマとしたセミナーで明らかにされた。計画が進んでいるのは、◇南中部沿岸地方クアンガイ省、◇南中部高原地方ダクノン省、◇東北部地方カオバン省、◇南中部高原地方ザライ省、◇南中部沿岸地方フーイエン省、◇東北部バクカン省。
こうした動きは、ベトナムの地質遺産の保護とジオパーク網の発展・管理に関する2014年9月9日付け首相決定1590号/QD-TTgを具体化する計画の一環とされる。
セミナーに出席したレ・ホアイ・チュン外務次官は、各地方のジオパークを評価する小委員会を設置して、世界ジオパークの条件を満たしているかどうかを検討し、それに基づいて世界ジオパークに推薦する手続きを行うと述べた。