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肺の検査と手術のためフランスに滞在していたフン・クアン・タイン国防相が、25日早朝に帰国した。タイン国防相は帰国後、自宅へ寄ってから国防省へ向かい、職務にあたった。
タイン国防相は6月末にフランスへ発ち、6月30日に肺腫瘍の手術を受けたと報じられている。現在のタイン国防相の健康状態は良好で、補助なしで航空機から降り、1人で歩くこともできるという。
ドイツ通信社(DPA)は20日、タイン国防相がフランスのジョルジュ・ポンピドゥー病院で19日に死去したと伝えたが、国防省ベトナム人民軍副参謀長のボー・バン・トゥアン中将はこれを誤報と否定。同時に外務省はDPAに対して虚偽の情報を訂正するよう要求した。
トゥアン中将は25日、DPAからタイン国防相宛ての謝罪文を受け取ったという。トゥアン中将は、「DPAはすぐに情報を訂正し、謝罪文を送ってきた。今回の件について関連機関が対処するため、国防省からの意見は特にない」とコメントしている。