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ホーチミン市タンソンニャット国際空港で、16日午前7時47分から8時5分までの18分間、飛行活動管理用の無線周波数が何らかの周波数の干渉を受け、航空管制部は飛行活動管理の一時停止を余儀なくされた。
航空管制部はバックアッププランを始動し、予備周波数に切り替えて対処した。飛行活動の安全性は確保できたものの、18分の間に同空港へ着陸する予定だった1便が南中部高原地方ダクラク省バンメトート空港への着陸に切り替えたほか、6便が上空を旋回し待機しなければならなかった。
ホーチミン市科学技術管理コンサルティング協会(HASCON)の会長、チャン・バック・フック博士は、「国内で周波数帯は厳しく管理されており、周波数が干渉し合わないようになっている。今回干渉のあった周波数は、空港付近にある機械設備の故障か、意図的な破壊行動によるものの可能性が高い」とコメントした。
交通運輸省傘下航空局をはじめとする航空関連当局は、情報通信省傘下無線周波数管理局と協力し、干渉のあった周波数の送信元を特定すべく、調査を急いでいる。