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クアラルンプール発北京行きのマレーシア航空MH370便ボーイング777-200型機が8日に消息を絶ったことを受けて、ディン・ラ・タン交通運輸相はベトナム航空局に対し、国内の各空港の警戒態勢をレベル1に引き上げるよう指示した。各空港では既に乗客検査が強化されている。
警戒態勢レベル1では、次のような措置が取られる。空港の制限区域内の警備員が増員され、送迎の人々の入場が制限される。金属探知機と人の目による検査が強化される。検査区域では、身体と携行手荷物の検査が強化され、靴や上着も脱いでエックス線検査を受けなければならない。10%は人の目による検査を受ける。
預け入れ荷物についても、質問が強化され、エックス線検査を受けた後の荷物の10%が人の目による検査を受ける。同行者のいない荷物は全て人の目でチェックされる。空港は夜間に駐機する機体に照明を当て、カメラで監視しなければならず、機内食は抜き取り検査が行われる。
空港内では放送と監視カメラの運用が強化される。自分の荷物から離れないよう客に注意を促すと共に、全体の40%の警備員を動員して警戒に当たる。