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ホーチミン市第1小児病院で27日、結合双生児の分離手術が行われた。手術を受けたのは、メコンデルタ地方アンザン省で生まれた生後4日の結合双生児(体重4000グラム)。手術は僅か1時間ほどで終了し、無事成功した。
この双生児は、胸骨が結合し、心臓の近くに穴が開いた状態で病院に搬送された。しかし、執刀医によると、双生児はそれぞれ内臓が分かれていたため、手術は当初の予想より簡単なものになった。双生児は、心臓や腎臓、肛門などに先天的な異常が見られものの、命に別状は無いという。
但し、今後も1~2週間は慎重な経過観察が必要で、その後、状態が安定していると判断された場合、双生児のうち肛門が欠如している方の新生児に、肛門形成手術を行う方針。