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交通運輸省は27日、ホーチミン~ブンタウ間で運航する高速船の安全検査委員会発足を決定した。また、同委員会は同日、ホーチミン~ブンタウ間で運航する全ての高速船に対する安全性検査を開始した。
同委員会は、グエン・バン・トゥアン交通安全局長が委員長を務める22人のメンバーから成る組織で、ホーチミン~ブンタウ間で運航する高速船の安全性および環境保全に係る設備などについて検査すべく設立された。
同区間の高速船は今年1月に炎上事故を起こしており、安全性の再調査のため、現在は全運航を停止している。同委員会は、この事故についても調査し、運営会社や個人の責任について明確にしていくという。
なお、事故後に行われた高速船9隻の安全性検査によると、全ての高速船が稼働年数20年以上であることが分かっている。また、オイル漏れや水漏れが見つかった船舶もあり、防火安全対策の杜撰さが指摘された。