ホーチミン市は毎年0.5~1ミリずつ地盤沈下している。同市資源環境局が11日に開いた会議で、こんな研究結果が発表された。12日付サイゴンザイフォン紙(電子版)が報じた。
同局鉱産・水資源管理部のグエン・バン・ガー部長が同会議で明らかにしたもので、現在はビンチャイン郡、ビンタン区、12区などで浸水被害が深刻化しているという。
また、自然科学大学のファン・バン・トゥイエン博士は、「地盤沈下の主な原因は地下水の過剰な汲み上げによるもので、これにより地盤内の空洞化が進んでいる。被害の深刻な地区で実地調査を行い、交通インフラや展開中の建設工事への影響を調べる必要がある」と述べた。