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メコンデルタ地方ドンタップ省ラップボー郡在住のレ・ホアン・エムさん(男性:30歳)は、生まれた頃から頬に小さな腫瘍があった。1歳になった時、両親に連れられてホーチミン市がん・腫瘍センター(現在のホーチミン市がん・腫瘍病院)で放射線治療を受けたが効果がなかった。腫瘍はエムさんの成長と共に拡大し、顔の半分を覆う巨大腫瘍に成長している。22日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
食事を取ることもままならないほどに巨大な腫瘍は顔の輪郭すらも変形させてしまっている。2005年にホーチミン市がん・腫瘍病院で診察を受けた際には、腫瘍が大きすぎて治療法方がないと言われた。悲嘆に暮れるエムさんと家族だったが、病院の待合室で偶然知り合った女性が親切にも治療する医師を一緒に探してくれると言った。
女性は市内で外国人にベトナム語を教えているゴー・ティ・トゥエット・マイさんで、市内の病院を回り、遂にチョーライ病院のルー・バー医師から治療しても良いとの返事を貰うことが出来た。
同年5月に受けた手術は成功し、術後の経過も良く腫瘍の成長が抑えられたかに見えたが、数年後には再び腫瘍が拡大を始め、顔の半分を覆う巨大腫瘍となった。
エムさんの噂を聞きつけた腫瘍除去手術の権威である米国のマッケイ・マッキノン博士が手術に前向きな姿勢を示しており、近く診察のためにベトナムを訪問する予定だ。