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SSGグループ傘下のベトナムランドSSG社がホーチミン市ビンタイン区に建設した高級複合住宅区「サイゴンパール」で、住民90世帯とベトナムランドとの間で"内戦"が勃発している。住民が修繕費を納付しないことを理由に、ベトナムランドが水道ポンプの稼働を停止したことが発端で、11日午後に双方の話し合いが持たれた。13日付ザンチーが報じた。
住民側代表のグエン・ティ・タインさんは「修繕費の納付が遅れたのは事実だが、全額支払っている。保証期間が過ぎたばかりでまだ修繕は必要ないはず」と主張した。地元当局の仲介もあって、ベトナムランド側は水道ポンプの稼働再開を受け入れたが、納付が遅れた場合は稼働を停止すると条件を付けた。
住民側は、駐車料金や管理費の高さなども問題だとして、"内戦"を続ける姿勢をみせている。SSGのボー・バン・ベー社長は、「住民が住宅価格の2%を修繕費として支払うことは契約書に記載されている。支払わない住民は一部に過ぎず、他の住民との公平性を保つためにも制裁措置が必要」との考えを示した。