旧正月(テト)のお年玉として使用するために、世界各国の珍しい紙幣に対する需要が高まっている。これらの紙幣は実際の価値を大きく上回る価格で取引されている。18日付VNエクスプレスが報じた。
ベトナムでは米国の2ドル札(約153円=約4万2000ドン)を持っていると幸運になると言われており、毎年テトが近付くと取引価格が上昇する。特に連番の紙幣や発行時期の古い紙幣が人気を集め、最高250万ドン(約9160円)で取引されている。この他、既に流通が停止されたコットン紙幣の旧1万ドン札や旧2万ドン札も人気だという。
更に、「お金持ちになれますように」という願いを込めて、ジンバブエの高額紙幣(1兆ジンバブエ・ドル~100兆ジンバブエ・ドル札)も平均6万ドン(約220円)で取引されている。