カントングループ傘下のフーアンインフラ開発建設投資株式会社は6日、メコンデルタ地方ロンアン省でカントン娯楽複合区案件(ハッピーランド)を発表した。同社が投資主体となり、英国系総合不動産サービスプロバイダーのサヴィルズ(Savills)を始めとする世界大手企業各社が設計コンサルティング・管理運営を担当する。
同案件は文化スポーツ観光省により「2020年までのメコンデルタ地方観光発展計画及び2030年間までのビジョン」への追加が認可された。敷地面積は688ヘクタール(第1期338ヘクタール、第2期350ヘクタール)、投資総額はおよそ20億ドル(約1688億3100万円)。2011年1月に着工し、2014年4月24日に落成する予定。
ハッピーランドはディズニーランドを始めとする世界有数の遊園地の先進的な要素とベトナムの伝統を組み合わせて建設される案件で、娯楽施設の他、商業センター、7つ星ホテル、美術館、都市区なども建設される。また、敷地面積では東南アジア最大規模の遊園地となる。