中部高原地方ラムドン省共産党委員会のフイン・フォン・チャイン書記はこのほど、同省の省都ダラット市の市域を拡大する計画を明らかにした。同市周辺の海抜1000メートル以上の地域を同市に組み入れる。これに伴い同市マスタープランを見直すため、外国のコンサルタントを雇用することも決めたという。
具体的には、ドンズオン郡、ドクチョン郡、ラックズオン郡、ラムハー郡の全域がダラット市に吸収され、同市の面積は393平方キロメートルから2550平方キロメートルへと大幅に拡大する。人口も20万人から45万~50万人に増えることになる。これにより、リエンクオン空港、リエンクオン~プレン間高速道路、ビドウプ(Bidoup)・ヌイバー国立公園、国際大学都市、ダンキア・スオイバン観光都市区などが新たにダラット市の一部となる。この市域拡大計画は2015年までと2020年以降の2段階に分けて実施される予定だ。