プルデンシャル基金(プルデンシャルグループ)は12日、情報技術(IT)分野向け奨学金プログラムを実施すると発表した。この奨学金の対象者は、高校を優秀な成績で卒業したが大学・短期大学への進学が経済的に困難な生徒、障害を持つ生徒、共産党青年団の活動で優秀な業績のあった生徒など。
奨学金は試験に合格した生徒に対し、IT分野で今後活躍できる知識や技能を修得するためのコースで2年間学習する費用2400米ドル(約26万4000円)が支給される。今年から2010年までの3年間に合計120人の生徒に奨学金が支給されるが、今年はハノイ市、北部ハイフォン市、北中部タインホア省の生徒計35人が対象となる。