北中部タインホア省ドンソン郡ドンリン村在住のレ・ティ・ホイさんは、両方の手のひらから出るエネルギーで多くの病気を治療できると自称している。ホイさんの治療方法は、8平米の小さな部屋にござを敷いて病人を寝かせ、その病人の頭から足先に向けて手をかざしてエネルギーを送り、今度は逆方向に動かすというもの。
同省イエンディン郡のある村の共産党委員会委員長は、超音波エコー検査をして肝臓に腫瘍(しゅよう)が見つかったが、ホイさんの所で10回の治療を受けたところ、腫瘍や痛みが消えてなくなったという。ホイさんの手かざし治療については、真偽を見極めるため専門機関による詳しい調査が必要だ。