中部高原地方ダクラク省バンメトート市にあるバンメトート高校で14日、授業中の教壇で教師が生徒に石と棒で襲われ、大けがを負う事件が起きた。
同日午後、授業開始のあいさつの際、生徒のブー・ホアン・ヒエウ(17歳)が不まじめな態度をとっていたため数学教師のリュー・フック・ミーさんが注意したところ、ヒエウは反抗的な態度を示した。ミーさんは罰としてヒエウを教壇に立たせたが、それから15分後ヒエウは勝手に教室を出て行ってしまった。
ヒエウはその後教室に戻り授業を受けていたが、ミーさんがテスト返却のためヒエウを呼んだところ、突然石と棒でミーさんに襲い掛かった。頭を何度も殴られたミーさんはその場で倒れたが、ヒエウはさらに殴打を続けたという。ミーさんは病院に搬送されたが、頭に10センチの傷を負い重傷。脳を損傷している疑いもあるため、経過観察処置がとられている。