最近、ソクチャン省やバックリェウ省などのメコンデルタ地域で、農民が農業用耕地の表面土壌を、家屋建設のための盛り土として、1000平方メートルあたり約250万ドン−300万ドン(約1万8600円−2万2300円)で販売するケースが多発し問題となっている。
土壌の質が畑の収穫量を左右することはいうまでもない。農民自ら表面土壌を売るという、いわば「身売り」行為に対し専門家は、「肥沃な土壌は、土壌表面に集中しているため、このような事態を続けると、今後、農業生産率が著しく低下する恐れがある」と警告を発している。