公安省刑事犯罪捜査警察局のファム・スァン・クワック局長はこのほど、サイゴン・ザイフォン紙のインタビューに答え、現在ハノイ市、ホーチミン市を中心に全国で行なっているディスコ、カラオケ店への強制捜査・摘発を8月19日まで引き続き実施することを明らかにした。
これは先月25日、ファン・バン・カイ首相がディスコ、カラオケ店などへの新規営業許可書の発給を一時凍結するとともに一斉摘発を行なうと発表していたが、これまで具体的な一斉摘発の期間については言及していなかった。
この一斉摘発でこれまでハノイ市内では、先月28日に韓国人専門売春組織が摘発されたほか、1日にも捜査当局はハノイ市内で摘発8軒目となる、バー「189ブイ・ティ・スァン」を摘発し客150人を拘束、検査により44人から麻薬反応が検出された。またホーチミン市内でも3日、市内1区チャン・クアン・カイ通りのディスコ「Ben Ben」を摘発し客127人を拘束、37人から麻薬反応が検出されている。