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ハノイ市ハイバーチュン区で1日、使用している最中の携帯端末を自宅の居間で「引ったくられる」という事件が発生した。3日付ダットべト紙(電子版)が報じた。
被害者宅の主人ゴー・クアン・トゥアンさん(39歳男性)によると、事件当夜、息子のアイン君(10歳)がソファーに座って「iPad 2」でゲームをしており、テーブルの上に「iPhone 5」が置いてあったという。犯人は鍵のかかっていない玄関の扉から堂々と居間に侵入し、テーブルの上にあった「iPhone 5」を手に取り、子供が使用している「iPad 2」も取り上げると、外で待っていたバイクの後ろに乗って走り去った。
犯人は被害者宅の玄関の扉が透明なガラス製で内部を良く見通せることから、通りから居間の様子を観察し侵入の機会を窺っていたようだ。防犯カメラに記録されていた映像によると、犯人の身長はおよそ170センチ、上下とも黒い衣服に黒いヘルメットを着用していた。
最近は家の中に人の気配がある昼間でも窃盗や強盗事件が発生するケースが増えており、在宅中でも施錠をするなどの警戒が必要だ。
※最終更新:2013年3月7日10:54JST