(C)VnExpress,NLD、遺産の一部の不動産 写真の拡大 |
ホーチミン市在住の女性(66歳)が遺言書を残さずに急死したため、約1兆ドン(約37億9000万円)に上る遺産を巡って、女性の養女と親族との間で相続権争いが起きている。1日付VNエクスプレスが報じた。
女性には実子がないが、現在ドイツに留学中の22歳の養女がいる。養女と女性の弟ファン氏は2011年3月、執行官事務所に相続財産目録の作成を依頼した。その結果、女性が貴金属、現金、不動産など、総額約1兆ドンの財産を残していたことが分かり、2人はサコムバンク[STB]との間で1年間の財産管理契約を結んだ。
ところが1年が過ぎても、双方の遺産相続の話し合いは決着を見ていない。ファン氏は、相続財産の中には親族や外国在住の親戚から女性に贈られたものが多数含まれていると主張し、養女が遺産の全てを相続することに反対している。双方は裁判所に遺産分割調停の申し立てを行うことにしている。