今年4月、父親が生後1カ月の実の娘を床に叩きつけて死亡させた事件で、南中部クアンガイ人民裁判所はファム・タイン・フオン被告(21歳・男)に殺人罪で禁固13年の判決を出した。
この事件は、4月3日午後フオン被告が妻ブイ・ティ・ホアさん(21歳)の実家を訪れ、ホアさんと生後1カ月の娘リーちゃんを連れ帰ろうとしたところ、拒否されたため激怒しリーちゃんを床に叩きつけて死亡させたもの。
フオン被告とホアさんは東南部ビンズオン省で知り合い、その後ホアさんが妊娠したため、昨年11月に実家のあるクアンナム省に帰り結婚届けを提出した。ホアさんは今年3月初めに女児を出産し、実家で暮らしていた。
フオン被告は犯行の動機について、何度もホアさんの実家を訪れ妻子を連れ帰ろうとしたが、そのたびにホアさんの父親トンさんの了承が得られず腹が立ったためと話した。トンさんはこれについて、ホアさんの産後の肥立ちが悪かったためと説明した。